谷口質店とは

谷口質店

板橋区成増にある谷口質店は、昭和22年創業。

親子3代に渡って、地元のみなさまに支えられ地域に根ざした商売を行っています。

店主・谷口大地

1980年(昭和55年)2月18日、埼玉県和光市に生まれる。日本大学芸術学部卒。
学生時代は演劇にのめり込み、アマチュア学生劇団の役者として舞台に立つ。またラジオ局で放送作家見習いやラジオレポーターとして活動。


大学卒業後の2004年、株式会社朝日広告社に入社。営業担当として大手エネルギー関係企業や地方自治体などの広告に携わる。2006年10月、会社の同期だった中路智子と結婚。2008年に朝日広告社を退社し、家業である株式会社谷口質店に入社。


個人間の古物のやりとりが可能なwebサービスやアプリが台頭する今、歴史ある質屋というビジネスモデルをアップデートすることを目標に、2020年2月代表取締役就任。3代目店主としてお店に立っている。 

3代目店主・谷口大地

 

谷口質店の歴史

1908年(明治41年)
初代店主・谷口釜二郎、浅草区山谷町(現在の東浅草の辺り)に生まれる。
1923年(大正12年)
釜二郎が手伝っていた父の質店が関東大震災によって焼失。
1925年(大正14年)
釜二郎、東京市滝野川区西ヶ原町(現在の北区滝野川)に「日野屋」の屋号で質店を開業。
1938年(昭和13年)
釜二郎、以前からご縁のあった豊島区大塚の質店”山貴佐野屋”の菊池氏の仲人で矢島久子と結婚する。
1941年(昭和16年)
太平洋戦争勃発
1945年(昭和20年)
戦災により商いを続けることが困難になり、日野屋を閉店し、板橋区成増に疎開する。同年8月、太平洋戦争終戦。
1947年(昭和22年)
終戦から2年、疎開先の板橋区成増2丁目にて谷口質店を開業。現在の光が丘のあたりにグランドハイツ(米軍住宅)もオープンし、米兵相手に商売をするなか、朝鮮戦争の特需もあり商売が軌道に乗る。
1953年(昭和28年)
釜二郎、株式会社谷口質店を設立。同年8月14日、板橋区成増において、のちに2代目店主となる谷口邦夫が生まれる。
1975年(昭和50年)
2代目・谷口邦夫、大学を卒業後、日本コロンビアよりオレンジ・カウンティ・ブラザーズのペダルスチールギター担当としてプロデビュー。
1977年(昭和52年)
邦夫、バンド活動を休止し、家業である株式会社谷口質店に入社。同年5月、木代泉と結婚。
1980年(昭和55年)
埼玉県和光市で、のちの3代目店主となる、谷口大地が誕生。
1981年(昭和56年)
初代店主・谷口釜二郎、享年72歳でこの世を去る。
1990年(平成2年)
質店の改築とともにリサイクルブティック「CNIO(クニオ)」をオープン。ミュージシャン時代に培った楽器の知識を活かして、楽器店としてもCNIOが地域に広く認知されるようになる。
2002年(平成14年)
邦夫、株式会社谷口質店の代表取締役となる。
2008年(平成20年)
谷口大地、入社。
2020年(令和2年)
3代目・谷口大地、代表取締役就任。邦夫は代表を退任し、息子に事業を託す。